MARAが提供するNiceHashファームウェアは、ASICの最適化、冷却、安定性を維持するための様々な機能を提供します。
NiceHashファームウェアオーバークロック
ストックハッシュレート:マシンをデフォルトのハッシュレートで動作させ、効率を向上させ、消費電力管理を簡素化します。
自動チューニングにより、特定のニーズに基づいた自動調整が可能です。
- パワーターゲット:周波数と電圧を自動的に最適化することで、ファームの消費電力を制限します。 (チップ温度が高くなると電力損失が増加します).
- ハッシュレートターゲット:自動チューニングアルゴリズムによって維持される最小限の消費電力で、希望するハッシュレートを設定します。
- パーセンテージ調整:このオプションは、ハッシュレートを任意の割合で増減させることができ、消費電力を増減させる場合もあります。
固定設定:このオプションでは、テストやトラブルシューティングを目的として、固定周波数と固定電圧を設定することができます。最適化は行わないため、Automatic Tuningと比較してパフォーマンスが低下し、消費電力が高くなる可能性があります。
スリープモード:このモードは、計画的なダウンタイム中の電力使用を最小限に抑えて、マイニング再開時にマイナーが素早く立ち上がる状態を維持します。
NiceHashファームウェア環境プロファイル
- 空冷:プレインストールされたファンを使用して冷却する場合、このオプションを選択。
- 水冷:NHFWがHydroシリーズで動作している場合は、このオプションを選択。
- 単相液浸冷却:一般的な液浸冷却方式でマイナーを冷却する場合は、このオプションを選択。
- 二相液浸冷却:Marathonの二相液浸冷却システムを使用する場合は、このオプションを選択。
インテリジェント・サーマル・プロテクション
インテリジェント・サーマル・プロテクション (ITP)は、極端な温度変化の中でもデバイスが継続的に動作できるようにします。この完全自動機能でデバイスの温度を調整することにより稼働時間が最大化されます。
仕組み
- 温度管理:理想的な温度を維持するため、ファンの回転数を調整。
- オーバーヒート防止:ファン速度を最大にしたにもかかわらず温度が安全限界を超えた場合に、ITPはオーバーヒートを防ぐためにデバイスのアンダークロックを行います。これは、ダッシュボード・ログで「Degraded」ステータスとして表示されます。
- パフォーマンスの回復:温度が安全なレベルに戻ると、ITPはデバイスをオーバークロックしてパフォーマンスを戻します。これは、ダッシュボードとログに「Fully Functional」ステータスとして表示されます。
- 極端なケース:温度が危険なほど高い場合は、ITPはデバイスをスリープモードにし、ダッシュボードとログに「Sleep mode」と表示されます。マイナーの再起動は冷却後に手動で行う必要があります。
この機能は、ハードウェアを保護しながら、より長い稼働時間と高いパフォーマンスを確保します。ITPはデフォルトで有効になっており、無効にすることはできません。
PDU インテグレーション (TBD)
NiceHashファームウェアには、スマートPDUとマイナーをリンクして正確な消費電力を測定する機能があります。この機能は現在テスト中で、間もなく利用可能になります。
NiceHashToolとファームウェアはダウンロードセンターからダウンロードできます。