お困りですか?

ソロマイニングの仕組み

この記事では、ブロックチェーンにおけるソロマイニングについて解説しています。「キャッチ・ザ・ブロック」にご興味のある方は、こちらをご覧ください。

ソロマイニングとは

ソロマイニングとは、個人のマイナーとして、ブロックチェーン上の取引ブロックを単独で確認しようとするマイニングです。つまり、ソロマイニングとは、プールを使わないマイニングです。

プールとは、ブロックチェーン上で1人のマイナーとして振る舞うようにグループ化されたマイナーの集団です。こうすることで、マイナーは報酬を安定的に獲得できるようになります。報酬は、同じプールに参加しているすべてのマイナーに分配されます。

ソロマイニングの仕組み

ソロマイニングは、最初のマイニング方法でした。サトシ・ナカモトの掲げたヴィジョンは「1CPU、1票」というもので、これはつまり、投票するためにはブロックチェーン上でアクティブなマイナーでなければなりません。そのためには、各マイナーは自分のフルノードを保有していなければなりません。

ブロック報酬とブロック時間が常に同じで、マイナーが増え続けているため、一定時間でのマイナー1人あたりの報酬は少なくなります。

NHOS

例:ビットコインのブロック時間は10分で、ブロック報酬は6.25BTCです。もしマイナーが1人しかいなかったら、その人は毎ブロックで6.25BTCを獲得することになります。同じハッシュレートを持つ別のマイナーがいれば、そのマイナーは2ブロックごとに、つまり20分ごとに6.25BTCを獲得することになります (統計的には)。ここで、BTCのマイナーが100万人いるとすると、1つのブロックを獲得するのに100万ブロック、つまり6944日かかることが統計的に分かっています。

上記の例に見られるように、ビットコインのような競争の激しいブロックチェーンでのソロマイニングは、運に強く左右されます。そのため、ビットコイン登場後すぐの2010年11月に最初のマイニングプールが登場しました。マイナーにとっては、たとえ報酬がブロック報酬のほんの一部であっても、安定した収入がある方が価値があります。そうでなければ、収支が合わないまま運用コストを支払うリスクを負うことになってしまいます。

ここで重要なのは、上記の例はあくまで長期的に見た場合に統計的に正しいということです。ブロック獲得に10年かかると予想されるマイナーが、わずか1ヶ月、あるいは1日でブロックを獲得することもあり得ます。しかしこれは、そういう可能性があるというだけの話です。逆に、10年ではなく20年かかる場合もあります。運・不運の問題なのです。

ソロマイニングを行うには、まず完全なノードを作り、ブロックチェーンと直接通信する必要があります。マイニングプールは実際にこれを行うことです。マイニングプールの運営者は、ビットコイン (や他の暗号通貨) のノードを立ち上げて単一のマイナーとして行動しています。ただ、このマイナーは途方もなく高いハッシュパワーを持っており、時にはネットワーク全体の25%以上のハッシュレートを持つこともあり、ブロックチェーンのハッシュレートの51%以上を支配すると、51%攻撃の脅威となります!

pool mining vs solo mining

ソロマイニングとプールマイニングの違い

ソロマイナーは自分のノードを持ちますが、複数のリグやデバイスを使用してマイニングすることが可能です。例えば、ボブが10台のリグを持ってるとします。彼は自分のノードを作成し、10台の個々のマシンをすべて自分のノードに接続します。こうして、ソロマイニングを行い、ブロックチェーン上のブロックを確認しようとしています。

ボブが自分のノードに外部ユーザーの接続を許可することにした場合、彼はプールになります。彼はプールとして、各マイナーが貢献したシェア数に基づいて収益を分配しなければなりません。

つまり、ソロマイニングとプールマイニングは非常によく似ていると言うことができます。主な違いは、ソロマイニングでは、マイナーは少しギャンブル的にブロックを確認しようとする個人であるのに対し、プールマイニングでは、マイナー同士が安定した収益の流れを確保するために協力し合っていることです。


プール手数料 安定的な収入 トランザクション手数料の有無
ソロマイニング NO NO YES YES
プールマイニング YES YES プールによる NO

小規模なプールでは、ネットワーク全体のハッシュレートのわずかな割合しか抑えていないため、安定した報酬を得ることができないことに注意してください。

NICEHASHでマイニングを始める

執筆:
Marko Tarman
MarkoはNiceHashのマイニングマネージャーであり、コンテンツ・クリエーターです。彼は最初のASICがリリースされる前の2012年にマイニングを始め、GPUでBTC・LTC・VTCからDOGEまでもマイニングするようになりました。彼の座右の銘は「問題が99個あったとしても、ライザーの不具合がすべての原因だ」です。