暗号通貨マイニングの歴史
私は、イーサリアムがProof-of-Stakeに移行することで、マイニングが儲からなくなることを恐れているすべてのGPUマイナーのために、この記事を書くことにしました。多くの新規参入マイナーは、2015年にイーサリアムが発売される前からマイニングは利益を上げており、イーサリアムがProof-of-Work consensusコンセンサスから移行した後も利益を上げることができる可能性が高いことを知りません。

GPUマイニングの始まり
2009年にビットコインがローンチされたとき、最初のマイニングはCPUで行われました。当時はCPUのマイナー (ソフトウェア) しかなかったので、「1CPU - 1票」というSatoshiの考えは非常に現実的でした。
最初のマイナーはビットコインの公式マイナーでした。こちらでそれを見ることができます。なお、Bitcoin CoreはCPUを使ってマイニングを行う最初で公式のビットコインマイナーですが、現在、Bitcoin Coreでマイニングすることは現実的ではありません。
それから間もなくして、GPUでより高速にマイニングできるGPUマイナーが初めて開発されました。CPUマイニングは採算が合わなくなり、GPUマイナーに取って代わられました。
最初のGPUマイナーはArtForzによって開発されたと考えられており、彼は2010年7月18日に彼のGPUファームで最初のブロックをマイニングしたと言われています。最初に一般公開されたGPUマイニングソフトウェアは、BitcoinTalkのメンバーであるPuddinpopによってリリースされました。その投稿はこちらでご覧いただけます。
2012年に、最初のASICプロジェクトが出現しました。それから間もなく、ビットコインのブロックチェーンはASICマイナーに乗っ取られ、GPUマイニングは時代遅れで効果のないものになりました。
アルトコインのGPUマイニング
2011年に、Litecoinがローンチされました。
Litecoinは、Scryptと呼ばれる新しいアルゴリズムを搭載していました。これは、SHA256 (ビットコイン) ASICがビットコインネットワークを支配する前の出来事だったため、ビットコインの難易度が上がってすぐに、すべてのGPUマイナーは別のプロジェクトに移動し、利益を生むマイニングを続けることができました。
2013年に、有名なDogecoinがローンチされました。
DogecoinもPoWコンセンサスにScryptアルゴリズムを採用しており、しばらくの間はGPUマイニングの収益性を高めました。
2014年に、ZeusMinerがリリースされました。
Scrypt初のASICマイナーです。これでScryptでのGPUマイニングは終わりを告げました。GPUマイナーはまたしても採算性のある暗号通貨を失いました。
同じ2014年に、Moneroがローンチされました。
Moneroはその昔、Cryptonightアルゴリズムを採用していて、マイナーはCPUとGPUを使ってマイニングを行いました。MoneroコミュニティはASICマイナーにも抵抗しています。Moneroは過去に3回フォークされ、現在はRandomXアルゴリズムを採用してASICを撃退しています。
同じく2014年に、Vertcoinがローンチされました。
Vertcoinは、ASIC耐性を意図して開発された最初期の暗号通貨プロジェクトの1つでした。GPUマイナーは、再び短い期間だけ利益を生むマイニングができるようになりました。
2015年に、Ethereumがローンチされました。
イーサリアムは、分散化の脅威となるとしてASICマイナーに対して強硬な姿勢で臨みました。イーサリアムはEthash (改良型DaggerHashimoto) アルゴリズムを採用しています。ローンチから1年でイーサリアムの価格が上昇し、マイニングの収益性も再び上昇しました。あとはご存知の通りです。
まとめ

このように、あるコインがマイニングできなくなってから新しいプロジェクトが立ち上がるまでの間に、いくつもの小康状態がありました。
比較的短い暗号通貨マイニングの歴史から学べることがあるとすれば、それはGPUマイニングが常に存在し続けるということです。たとえマイニングの収益性が低い期間が数ヶ月あったとしても、GPUマイニングが死んだことを意味しません。遅かれ早かれ、再び採算の取れるマイニングが行えるような新しいプロジェクトが出現するでしょう。