マイニングに最適なGPUとは
今回は、マイニング用に購入するGPUを決める際に役立つ情報をお届けします。
世界的なチップ不足の現状では、購入できるGPUが最高のマイニングGPUであると言えるかもしれません。しかし、もし数種類のGPUの中から選ぶことができるのであれば、この記事をご覧になることをお勧めします。

マイニングに最適なGPU
これは非常に難しい質問です。電気代が高いから効率を気にしているのか?ソーラーパネルを持っていて電力使用量は重要ではないので純粋な性能についてでしょうか?予算が問題になっているのでしょうか?最高性能のGPUの中には、今現在3,000ドル以上するものもあります!また、執筆時点でGPUの価格が大きく変動していることも考慮すべき点です。これらのことを総合すると、最終的な答えは人それぞれということになります。
マイニングGPUを購入する際に最も使われる指標はROI (投資対効果) です。GPUの購入費用を回収するのにかかる期間はどれくらいでしょうか?ROIは低ければ低いほどよいです。購入するGPUを決定する際に、この指標を参照してください。収益性は常に変化するため、ROIは最終的に変動する可能性が高いからです。
ROIの計算式:ROI = GPU価格/(1日あたり収入 - 1日あたり電気代)
もう1つの指標は、MH/sあたりの価格です。この指標はわかりやすくて正確です。しかし、同一のアルゴリズム間でハッシュレート比較するようにして下さい。DaggerHashimotoとKawPowのハッシュレートを比較するのは適切ではありません。
ハッシュレートあたりの価格の計算式:ハッシュレートあたりの価格 = GPU価格/ハッシュレート
AMDかNVIDIAか
NVIDIAはAMDよりも汎用性が高いように見えますが、必ずしもそうとは限りません。AMDはKAWPOW (Ravencoin) やDaggerHashimto (Ethereum) をかなり効率的にマイニングすることができます。一方、NVIDIAのGPUは、イーサリアムやRavencoin、Ergo、Confluxなどの様々なコインを効率的にマイニングできます。
NVIDIAはAMDと比較して、より多くのアルゴリズムで効率的にマイニングする能力が得られます。つまりNVIDIAのGPUは、AMDより「将来性がある」と言えるかもしれません。
しかし、AMD GPUを過小評価する必要はありません。将来的に、AMDの方がNVIDIAのGPUより収益性の高いアルゴリズムやコインが登場するかもしれません。
電気代が無料か
学生寮にいても電気代は無料ではないので、ルームメイトを追い出して、部屋に5kWのマイニングファームを設置するのは一度思いとどまるべきです。
もし太陽光発電を利用していたり、本当に電気代が安い (1kWhあたり0.06ドル未満) なら、RTX 3090のような、電力消費量が多く電力効率が悪いGPUを選んでも問題ありません。
古い世代か新しい世代か
後々GPUを手放す予定なら、RTX 3000やRX 6000シリーズのような新世代のGPUを購入することをお勧めします。これらのカードは、3~4年後もゲームにおいて競争力を維持できると期待されるためです。GPUを売却する予定はなく、マイニングでのみ使用するのであれば、ROIが最もよいものを購入することをお勧めします。最新世代でも、RX 5000シリーズやRTX 2000のような旧世代でもかまいません。
GTX 1000やRX 500シリーズ、あるいはそれよりも古いGPUをマイニング用に購入することはお勧めしません。例えば、GTXシリーズは、DAGサイズの増大により時間とともに性能が低下しています。GTX 1080 Tiのハッシュレートは、かつては約55MH/sでしたが、現在は45MH/sがやっとです。
新品か中古か
中古のマイニングGPUは経年劣化していると主張する人もいるかもしれません。しかし、これは (一般的には) 真実ではありません。GPUが清潔で70°C以下に保たれ、ファン速度を約60%以下に設定していれば、何年もマイニングで利用することができます。
履歴がわかっているGPUに出会えれば、悪いGPUを買うリスクは低くなります。自動車が走行距離を記録するように、GPUメーカーもBIOSに温度や負荷の履歴を残すべきかもしれません。
電気代の計算方法
1kWhあたりの電気代は、請求書に記載されている金額と異なる場合があります。ほとんどの国では、電気料金+ネットワーク料金+付加価値税となります。
つまり、電気代は請求書に記載されている電気料金と同じではありません。請求額を過去1ヶ月に使用したkWhで割る必要があります。
例えば、11月に3000kWhを使用して1kWhあたりの電気料金が$0.06だった場合、請求書は180ドル (3000*0,06) のはずですが、請求額が320ドルだったとします。
この場合の実際の電気代は、請求額 ($320) を使用した電力量 (3000kWh) で割った$0.106/kWhになります、
GPUsのROIを計算するには
収益計算機を利用することで、GPUのROIを計算することができます。
ドロップダウンメニューからGPUを選択し、テキストボックスに電気代やGPU価格などを入力してください。

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